OFAのあいさつ
去る3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震「東日本大震災」で亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表するとともに、被災した方々に心よりお見舞い申し上げます。また、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
さて、「2011年度沖縄県サッカー協会広報紙」の発刊に当たりごあいさつを申し上げます。平素は本県サッカー界の発展のために、温かいご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
昨年度は日本代表選手が6月のFIFAワールドカップ南アフリカ大会でベスト16に入り、11月の第16回アジア競技大会(2010/広州)ではU-21の日本代表となでしこジャパンがともに初優勝を成し遂げる快挙がありました。日本代表には名護市出身の比嘉祐介選手・那覇市出身の當間建文選手が活躍し優勝に貢献しました。
去った2月のAFCアジアカップカタール2011では4度目のアジア制覇を達成するなどめざましい活躍がありました。
一方県内では、7月末に開催された高校生の夏の祭典・全国高等学校体育大会「美ら島総体2010」に全国各地から多くの高校生選手が参加し、千葉県代表の市立船橋高校が接戦の末に優勝しました。準優勝の兵庫県代表滝川第二高校は1月の高校選手権では見事に優勝に輝きました。選手だけでなく、裏方で頑張った高校生の元気溢れる活躍で無事大会も成功裏に終えることが出来ました。競技運営・審判等に当たられた関係各位に対し心より御礼申し上げます。
10月に開催された第5回全国ビーチサッカー大会ではソーマプライヤーが念願の初優勝に輝きました。第1回全日本女子ユース(U-15)フットサル大会では九州代表として参加した「うないFC」が決勝で敗れはしましたが、堂々の準優勝に輝きました。フットサルでは、九州リーグ2部に加入した「モリマサフットサルクラブ」が見事優勝して1部に昇格しました。今後の活躍が大いに期待されます。
さて、本協会の今年度の主な目標について
- 1) 組織強化と健全な協会運営
- 昨年度は役員改選期に当たり一部役員の変更があった。運営面では問題点が段々と改善されつつある。今後も適正な財政運営と予算の確保、特に大会終了後の結果や会計報告等、適正な処理と迅速な対応の促進、登録チームへの登録者の増加業務等の促進。新公益法人化に向けた対応の促進を図る。
- 2) 強化と育成(普及も含めて)
- 国体代表選手の具体的な強化目標の設定とその後の点検。各カテゴリーの選手指導の在り方と点検(見直し)、次期若手指導者の育成・強化。審判員の強化と育成の見直しをする。
- 3) サッカー環境整備と地域支援
- サッカースタジアム建設に向けては、8月8日以来の取り組みから大きく前進し、県内にJリーグを誕生させる会が組織され、県内外から16万人余の署名が集まった。県総合運動公園陸上競技場の改修事業に予算が付き、FC琉球のJリーグ準加盟に向けて大きく前進した。特に、サッカー場建設に向けて県知事の公約通り調査費が付き、スポーツツーリズムに向けた「文化観光スポーツ部」が知事部局に新設されたことや、那覇市も奥武山に陸上兼用のサッカースタジアム建設に動き出した。今後は県や那覇市をはじめ関係機関との連携を密に一層の取り組みを強化する。また、金武町銀原地区は本年7月の返還後に道路工事が始まり本格的なフットボールセンター建設に向けて取組まれることは大きな喜びであり金武町長始め金武町民並びに関係者の皆さんに心よりお礼と感謝を申し上げる。
今後は、サッカーの普及・振興へのイベントの活用を推進する。その為にサッカーロードマップを設定し、「美ら島キャンプ」に向けた取り組みとして、各市町村関係者や地域協会との対話を重視し、地域との連携を強力に取組む。特に、競技場における「サッカーと芝の問題」についての意見交換や設置後の維持管理に関する話し合いを積極的に推進する。
次に、FC琉球のJリーグ昇格への支援を一層強化する。今年から地元出身の元日本代表我那覇和樹氏の加入等があり活躍が期待される。 今年度も2005年宣言「DREAM 夢があるから強くなる」から6年目を迎え更なる「蹴球王国沖縄」を目指し、サッカーの普及と競技力の向上を図ることを目標にして、この1年間取り組んでまいります。
特に、今年度は年度初めに東日本大震災で多くの競技施設にも莫大な被害があり、JリーグやJFLリーグの開催が一月以上の遅れとなりました。今、私達サッカーファミリーが出来ることは、義援金や支援金の協力で東北サッカーファミリーの皆さんの支援、一日の早い復興のために「がんばろうニッポン」と支援の輪を広げる事です。そうして、私達はサッカーを通して被災された方々へ「勇気や希望を持ち続けるため」に元気な笑顔を取り戻すよう全力を尽くして頑張りましょう。
敬具
社団法人 沖縄県サッカー協会
会長 伊江 朝睦
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